参加店向けに模擬まちゼミを開催!

第3回平塚まちゼミに参加している店舗向けに模擬まちゼミを開催しました。
模擬まちゼミとは、9月20日の講座開始日が目前に迫る中、他の店舗の講座の進め方や、資料の作り方等を参考にしようといった目的で参加店同士で実施するものです。

今回模擬まちゼミを開催していただいたのが、第1回からまちゼミに参加している「だるまや京染本店」さん。
講師はこの方、6代目の「八木賢一さん」

講座の内容は「着物のいろはを職人作業を見せながら解説!」

参加者3名と和やかな雰囲気で講座がスタートしました。

まずは着物のお話から~
着物とは?
着物の洗い方は?
実際に着物を見せながら解説!

次に着物の特徴的な洗い方「洗い張り」の工程を画像を交えて説明。

着物を解く⇒端縫いをして反物にもどす⇒専用の洗剤とたわしで洗う⇒乾かす⇒
つなぎ直す⇒伸子張り⇒のり入れ⇒乾かす⇒湯のし⇒仕上げ

「えーこんな細かい工程でおこなうんですね」
「たわしでゴシゴシしちゃって大丈夫なんですか?」
と参加者全員、初めて知る洗い張りの工程に驚きと感心。

説明後は実際に作業場も見学させていただきました。

まずは着物を洗う洗い場から~
専用のマシンで着物を動かしながらたわしを使って洗います。
お湯の温度や力加減を調整するのが重要だそうです。

そして伸子張りをおこなう作業場へ
作業場へ入るなり「わぁ~すごい」と参加者からの声が。

竹の先に針がついた伸子を反物に張り、しなりを利用してしわを伸ばします。
2cm間隔で1反に張っている伸子は600本、その姿はとても芸術的ともいえます!

八木さん自ら伸子張りを披露
「はやっ!」と一同驚き。いや~これぞ匠の技!

そして参加者も伸子張りを体験させていただきました。

「楽しい!なんかはまりそう」と初めての体験に感激されてました。

説明と見学が終わり参加者から

「近所のお店でこのような作業が行われていたなんて知らなかった」
「ほかのお店の講座に参加して参考になった」
といった声が聞けました。

こちらの講座は9月12日現在、まだ空きもございますので、ぜひご予約のうえご参加ください。

目からウロコの講座です。着物の見方が変わるかもしれません!
私も着物を着てみたくなりました~

※その他の店舗の空き状況もホームページでお知らせしてますのでご確認いただき、いろいろな講座に参加してみてください。

平塚まちゼミ 事務局

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